旅の様式〜土佐路弾丸往復の1日
2020年 07月 04日
これが土佐の新しい観光列車!!ですが…
7月4日から運行を開始した、JR四国の3つ目の観光列車 「志國土佐 時代の夜明けものがたり」
初日に乗車する機会をいただきました。
もちろんイメージは坂本龍馬などの先達。
龍馬が脱藩で歩いたルートの一部を走ります。
車内では土佐の食材を提供、沿線のおもてなしが。
4月18日から運行開始予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で7月にずれ込みました。
乗車予定は 窪川→高知 上り列車。15時までに高知県南部の窪川に着くため、
サンライズ瀬戸→四国まんなか千年ものがたり→特急南風+あしずり という観光列車ハシゴスケジュール。
この時勢、県外に出るのは4ヵ月ぶりです。
姫路下り始発列車526発 朝を迎えた夜行列車サンライズ瀬戸号で出発。
やはり乗客は少なめ。
琴平到着
小さな香川県ですが東讃・西讃では出汁の味が異なるそうです。細麺のさぬきうどんはお初。
多度津に戻り、本日の保護者Yさんと合流。
出発地は同じですが切符の都合で付かず離れず。ここからご一緒します。
まずはJR四国観光列車の次男、「四国まんなか千年ものがたり」に乗車。こちらも本日より運行再開です。
乗車前に検温、車内にはアクリル板の衝立、連絡先記入など厳重な対策。
四国のみなさん仲良く過ごせますように…(意味深)
今回はこの後高知の観光列車で食事を予約しており、千年ものがたりはアラカルトにしました。
メニューを開いて注文するのは食堂車みたいで良い感じです。以前より単品メニューが充実しています。
他の四国観光列車兄弟より1両多い3両編成で業務用スペースに余裕があるからでしょうか。
焼豚のサラダ。すばらしいアテ。
スイッチバックの坪尻駅にて。
地形が谷底という理由もありますがいつも天気が悪く湿っぽい場所。千年が走る以前はもっとみずぼらしかったのですが少し綺麗になり秘境感が減りました。
阿波池田付近では、運行再開を祝して風船が。
しかし、暗雲が立ち込めてきます。
土讃線は徳島高知県境の区間が大雨で運休。
再開は15時を回るという情報が。
予定時刻に窪川にたどり着くことができません。先ほどまでの和やかな酔っ払いはどこへやら。
千年ものがたり号は終着大歩危到着。特急に乗り換えて高知方面へ向かう予定でしたがこの先進むことが出来ません。すぐ出発の普通列車で阿波池田へ後退り。
時刻は13時半。
諦めて帰るか、再び高知を目指すか。
今回のメインイベント「志國土佐 時代の夜明けものがたり」号にはどんなに頑張っても間に合いません。
千年ものがたり号でご一緒した皆さんは次の予定がありここでお別れ。
高知行特急列車も阿波池田打ち切り。
でも、やっぱり高知を目指すことに。
Yさんと2人で阿波池田駅前から列車代行バスに乗ります。仮に千年ものがたりを阿波池田で下車していてもこの時刻のバスになったようです。
皮肉にも土讃線より早くて快適。
上り「時代の夜明け号」窪川出発まであと15分。
どこでもドアでもない限り行ける訳はなく、乗車を諦め駅のワーププラザで対応していただきました。
不思議なものが置いてある旅行センターです。笑
これで一安心です。
フリー切符のYさんは乗り鉄へ出かけました。
夜明けものがたり号到着まで、ひとり暇を持て余すことに。晴れ間が出て蒸し暑くなってきました。
お土産を買った後、高知駅前でカツオのたたきとウツボの唐揚げ、じゃこてん等をいただきながら涼みます。
流れない土佐の景色、貸切居酒屋の壁を愛でながら。
結局こうなるためだけに高知に来ました(笑)
乗車予定だった「時代の夜明けものがたり」号が1756定刻に到着。お出迎えします。
一緒に乗車予定だった皆さん、まさかの皆さんが笑顔と共に降りてきました。
帰りの南風28号まで少し時間があり、皆さんと駅近くのこちらのお店へ。
高知で2軒目。
サンライズ瀬戸、四国まんなか千年ものがたり号を含めると4軒目になります。
高知泊の皆さんを辞して駅へ。
すでに列車が待っています。
岡山行最終です。
貸切アンパンマン普通席。
代行バス含め、他の車両も閑散としており人の移動はまだ少なく、おかげさまで人混みは無縁。
宇多津駅に突然現れた刺客。
そして明日も四国を巡るYさんとはここでお別れ。
結局、初日の観光列車には乗れませんでしたが、諦めずに行って良かった高知弾丸往復。
日頃、顔を合わせる機会が少ない皆さんに会える楽しみがあります。何かと暗い話題の時勢ですが皆と会えるからこそ楽しい旅。暑い時期にマスクは辛いですけれど。
高知へ向かったいちばんの理由は、一緒に乗車する予定だったUさんへコレを届けること。展示いただけることになった由。
「四国まんなか千年ものがたり」に乗って旅する小さな鉄道。
夜明けものがたり号はまた改めてチャレンジです。
昨年の団体列車乗車の時は高知2分滞在。
昔、高知の学校を受験したが結局進学しなかったこと
等、土佐國はいつでもおいでと手ぐすねを引いて待っているように見えます。
翌朝は自治会の清掃に汗を流しました。
(毎回翌日に何かしら理由がある?)
土佐弾丸往復の1日〜完〜
by zakkan-daily
| 2020-07-04 23:59
| 旅