洋裁と鉄道と・・・。夫婦で綴る、趣味の雑感。 ブログへのご感想、作品へのお問い合わせは yuzunoki1127@gmail.comまで。


by zakkan-daily

幸せの団体列車

水鏡に沈む夕陽を見ながら。
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5月22日 「サロンカーなにわ」による米原〜金沢を往復する団体列車
「ハッピートレインほくりく」に乗車してきました。レポートでございます。



米原駅入線の様子。
機関車はトワイライトエクスプレスカラーのEF81。客車は姿を消しても機関車は健在。
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昨年は京都〜敦賀の往復だったが、今年は距離が伸びて米原〜金沢 約4時間の旅。特急しらさぎ号の約1.5倍の時間をかけて走る。

昨年の乗車がご縁で友達となった方々と再会。昨年、参加者の多くは初対面同士だったようだが、今年はあちこちで再会を喜ぶ声が米原駅コンコースに響いていた。

米原940発車。

提供された井筒屋の駅弁。ボリュームたっぷり。
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例によって、我々姫路軍団6名は出発早々から大宴会になる。
45度ごとに固定できるリクライニングシートを向かい合わせて、備え付けの折り畳みテーブルをセット。走る居酒屋になった。こわいもんなし⁉︎




往路車内では、プロの演奏家 大澤様によるチェロ生演奏や物販イベント。
素晴らしい音色に、見慣れた北陸本線の風景が新鮮になる。
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そして、参加者の方より特別なプレゼントも頂いた。
これだけの数、準備するのは大変だと思う。



金沢1340到着。
ホームでは、地元金沢の皆さんがお出迎え。そして東京赴任のiさんの姿が!サプライズお出迎え。
すっかり出来上がった我々。

「暑いから何処かで涼もう」

という訳で金沢観光…ならぬ金沢宴会。
集まった約15名で駅前の「ホテル金沢」レストランへ。
京都ホロ酔い軍団+姫路ボロ酔い軍団。
ご当地グルメ、金沢ハントンライス。
オムライスに魚フライとタルタルソースが載っている。オムライス好きの私には嬉しい。
そしてまたビール(笑)
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金沢で呑むだけ、という展開が、いかにも我々らしい(笑)


しばし充電を経て、1640発車。
iさん達のお見送りを受けながら金沢を後にする。

「近江町市場で買ってきたで!」

再び宴会が始まる。
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我々5号車は常時宴会で、通り過ぎる人たちが驚く。目が合うとニヤリ。他の車両は進行方向を向いておとなしいという噂?
ほとんど自席に居たので、次回は?他の皆さんともっと交流を図りたい。
酔っ払うといつもこんなですが…


日が傾く芦原温泉駅にて。
優美な展望車。
右端のお二人にお似合い。皇室一家みたい。
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なにわは、JR西日本のVIP車両。
7両編成のうち、1、2号車は皇族利用も考慮してあるのか、連結部は化粧板、床はカーペット敷き。屋根にはアンテナの取付座もある。
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サロンカーなにわに想いを馳せる理由はもう一つ。
同車は、今はなき国鉄高砂線の終点に存在した高砂工場で改造、昭和58年に誕生した。地元播磨の血が流れている。
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高砂線の廃線跡に行くと、にくてん
…改め、サロンカーなにわを思い浮かべてしまう。


福井付近から美しいトワイライトタイム。
黄昏の九頭竜川を渡る。
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突然流れる「いい日旅立ち」のメロディー。ワインのコップ片手に至福の時間。


復路ではジャンケン大会も実施され、提供したバッグは、この一年で懇意になった滋賀のユウさんがめでたくGetした。賞品提供者が分からないドサクサの中、目を光らせていてくれた。
かねてより欲しがっており、

「依頼品はキャンセルでいいですよ」

「もう1個欲しいので、予定どおり作ってください!」

喜んでもらえて嬉しい。


旅は佳境に入り降りるのが惜しくなる。時間よ止まれ、誰もが思ったかも。
2022米原到着。
家路は遠く、慌ただしく乗り換え。
関係者の方々、久しぶりの皆さんに挨拶する間もなく新幹線ホームに向かった。




さて、「ハッピートレイン」列車名の由来は、お祝い。
様々な人生の門出や節目を迎えられた方々が祝福と共に乗車されていた。

「ゆずの木」謹製 トワイライトバッグも祝福。
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おめでとうございます。



乗る人、撮る人、みんなが幸せな緑色の列車。

共通の趣味の仲間が集まると、こんなに楽しいことはない。

私達は職場、地域、学校…日々暮らす中に様々な軋轢があると思う。
せめて、趣味の世界で無用なイザコザは不要だと思う。たとえ大人の事情があるにせよ。
生身の付き合いが少なければ、言葉の行き違いもあるだろう。
同じ空の下、同じ線路を駆け抜け、同じ架線集電の下、同じ車内で特別な気持ちを抱いた日。

解放テコを上げることはなく、列車名のとおり、ありがとうの心が通じ合う旅だったと、信じています。


自分が好きな鉄道は、同じ想いの誰かにも喜んでもらうもの、いつしかそんな想いを抱くようになったこの頃。
毎回の企画や、利用者へのプレゼント、サービスに精を出す諸兄の生き生きとした姿を見ていると。


鉄道は自分自身だけのモノじゃない。
↑そりゃあ公共交通機関ですから…



関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
まだまだ余韻に浸りながらも、目の前の日々を歩んで参りましょう。



幸せの団体列車(完)


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by zakkan-daily | 2016-05-24 22:15 |