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洋裁と鉄道と・・・。夫婦で綴る、趣味の雑感。 


by zakkan-daily

ホタルと夜行急行

ホタルの季節。今年も見に行くことに。昨日出かけてきた。

午前中は子供と3人でプールへ行き、昼寝したので遅くなっても大丈夫。

19時過ぎ、Iさん一家と合流して山間部の集落を目指す。県施設が主催する観測会に潜り込むことにした。今年は申し込みをしていないのだが。

20時を過ぎた頃、そこら中で光り始めた。20~21時頃がピークらしく、いわゆる「告白タイム」ということになる。
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手や顔に留まるものもあり、簡単に捕まる。
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蛍の種類にもよるが、発光、積極的に飛行できるのは「雄」に限られるものが多いという。
幼虫も発光するが、中には、雌のフリをして発光し、接近してきた雄を捕食する種類もあるという。
まさしく、女性を装い、騙されて近づいてきた男性から金品を捲き上げるチンピラのような手口だ。

蛍も人間も同じだ・・・。


Mちゃんが捕まえた蛍を分けてくれた。
籠の中の蛍。こんな会話を交わしているのかも。

「野郎ばっかりで暑苦しいな!」

「男ばっかりかよ・・。ヒカルのや~めた」

彼らは1週間程度しか生きられない儚い命。連れて帰った蛍は今朝、妻と子供たちが学校付近の川へ逃がしに行った。
新しい土地で出会いがあることを願う。




さて、蛍の灯の如く流れ去る夜行列車(強引だな;)



待望の「10系客車(夜行急行列車)」が届いた。
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内訳は、
オハネフ12(B寝台)+オロネ10(A寝台)+スロ62(グリーン)+オシ17(食堂)

食堂車オシ17を新規に加えて待望の再生産。
10年以上市場に無く、プレミアが付いていた位だ。
何故かこのような昭和40年~50年代の列車に人気が集まる。

手元に14年ほど前の初期製品が1両在籍するが、今回の生産品は程よい艶のある塗装で、高度経済成長期の夜を縦横無尽に活躍した現役時代の貫録に溢れている。初期製品で今一つだった車輪の転がりも改善。唯一気になるのはテンコ盛りの後付け部品とインレタ。これが非常に面倒くさそう・・・
再生産なら、せめて共通部分のレタリングは印刷しておいて欲しかったですねえ、TOMIXさん。

食堂車「オシ17」はセットのみに含まれる。
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DD54ディーゼル機関車を先頭に待機。いい感じ~。
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座席車や荷物車を加えて往年の雰囲気を楽しむことが出来そう。


おまけ

「碓氷鉄道文化むら」に保存されている実物。(オハネフ12+オシ17)
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寝台というよりも「寝棚」のような3段ベッド。後に登場した特急用寝台車よりもチープな印象が漂う車内。
見る分には良いが、あまりお世話になりたくないのが本音。
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by zakkan-daily | 2014-06-08 14:25 | 鉄道